丸ノコとルーターで平面出し、再製材するコツ

丸ノコ、ルーター

 
DIYでよく使うSPF材などはそのまま使うことも多いですけど・・

平面出しをして木端と木口を切り直す、再製材して使う方法があります。手間のかかる作業なんですけど、接合部の加工もしやすくなり、すべてが整います。DIYを一通り楽しんで、ネジ留めで作るのを卒業しようか・・ダボ継ぎをやってみたいなというタイミングで考えてみたらどうでしょう。

再製材は手間はかかりますけど、難しいことではありません。とはいえ、順番とコツがあります。動画では最小限ですけど、各手順をまとめてみました。加工には丸ノコガイド、ルータージグが必要です。ルーターを使ってみたい、買っちゃったという方・・平面出し用のルータージグをオススメします。ルーターは溝加工がやりやすくなる機械なんですけど、溝加工と面取りにしか使わないのはホントもったいないですよ。特にプランジ機能を備えた機種、オプションを手に入れたのなら、その加工精度を活かした治具を作るべし!

プランジ機能は深い溝、ホゾ穴を切るのに適しています。のでホゾ穴、ホゾ先を切る治具を作るのが王道です。例えば2x4などの規格材のままでホゾ接合を使うこともできます。ただ、ホゾ接合までするのなら、材料の4面を整えておく方が楽しいと思うんですよ。手間をかけてジョイント作ったら、きれいに納まっているのを見たいもんです。のでまずは再製材です。ルータージグを作る→再製材する→ホゾ加工する・・これはえらい手間ですけど、その分きっと楽しい。まあ、ホゾ加工は置いといて、ダボ継ぎでもいいですよね。再製材してからのジョイント加工は・・なんというか密度が違ってきますよ。手間をかけて準備をして何かを仕上げるというのはそこに力を集中していく行為だと思うんです。のでエネルギーがギュッと凝縮されるんです。物を見て、仕上がりが違うなと思うのって、密度の違いを感じているじゃないかな。

楽しい、面白いも人それぞれです。木工にはとても多くの要素があってそのどれをどのくらい楽しみたいか・・なのかもしれませんね。細かいことはともかく、接合部をピッタリ決めたいなあ・・って思ったら再製材ですね。

コメント