ボール盤を使わずにドリルで垂直にまっすぐな穴を開ける方法


ドリル まっすぐ穴開け

コートハンガーを作ろうと思ったら穴開けに困った・・

これからDIYで色々と身の回りのものを作っていきますけど、折角なので皆さんと一緒に楽しみたいなと思っています。製作プロジェクトは基本の電動工具と手道具で作れるように設計していきます。

動画「ドリルで垂直に真っ直ぐな穴を開けたい。2つのボール盤を使わない方法」を公開しましたが、実は始めに木のハンガーを作ろうと思ったんです。我が家はワイヤーのハンガーばかりで厚みのあるハンガーがありません。カーディガンとかは厚みのあるハンガーに優しくかけてあげたいなと思いました。早速作り始めたのですが「あれ、ハンガーを掛けるコートハンガーがないじゃない」って気づいたんです。「コートハンガーが先だよね。」「やっぱりシェイカーのペグを使って作りたいな」と・・で、穴開けしないとなりません。垂直に精度の良い穴開けです。ボール盤があればすぐにできますけど、持っていない人の方が多いですよね。

「えーと、どうやるのかな」と考えました。調べてみたら簡易なジグか手の込んだドリルスタンドが出てきました。「うーん、他にシンプルに精度のある穴を繰り返し開ける方法はないのかなあ」

早速ジグを作ってみました。簡易なジグをいじって、もっと精度が出るように工夫したんです。結構良い感じだったんですけど、毎回まっすぐに開かない。ちょっとズレたりします。

さらに考えました。で、ひらめきました!

といいましたけど、これを最初に思いついた方は他にいるかもしれませんね。私が知らないだけかな。

ジグなしでトリマーを使う方法です。わかりやすく「トリマー方式」って呼ぶことにしました。

毎回、まっすぐで精度もバッチリです。ただ、15mm以上の穴でないとできません。細かく言えば13~14mmでもできるかもしれませんけど。市販の丸棒が12,15,18・・という感じなので取りあえず15mm以上はいけます。

ここまで来て思ったのは、トリマー持ってない人もいますからね。完全な解決策とは言えないかな。これは宿題になりましたけど、ジグのアイディアもあるので今後実験してみます。

トリマーは木工DIYをより面白くしてくれると思います。本当にオススメな道具です。

丸ノコの治具制作で合板に35mmの穴を開ける作業が出てきました。合板も穴開けがしづらい材料です。特に手持ちドリルでフォスナービットでは作業がしにくい。適当に開いていればいというのなら少し左右に振りながらえぐっていけばできますが、相手がいる穴の場合は多少精度も気になります。こんな時もトリマー方式の方が早くて楽でした。そして、仮にボール盤を持っていても、めったにない作業ですけど、天板の中央とかに精度のある大きめの穴を開けたい時にもこのトリマー方式が使えます。

追記:新しいドリルガイドを作りました。パイロットホール用の2mmに加えて6と8mmが使えます。記事と動画があります。「自作ドリルガイド:手軽にまっすぐ穴を開ける方法 」で紹介してます。
また、自作ドリルストッパーもできました。地味に便利な治具です。個人的には大発明!

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