V溝加工+パイプでできることがこんなにあるとは思っていなかった。シリーズ化ですね。今回の治具は今までできなかったことができるようになります。まだ紹介してない内容もあります。お楽しみに。 それと樹脂パイプをドリルガイドに使うのも新鮮だとは思いますが、フォスナービットでの斜め開けでその優位性に気付きました。それはすべりがいいことで、いつもの金属スペーサーで試してみたら、うまく行かず、シャフトがスペーサーに噛みつきました。結局シャフトは工具鋼で硬いのでスペーサーを削ってしまうんですね。で金属屑が溜まってスペーサー内で噛んじゃう。樹脂はもっと柔らかいよね。ところがすべるので大丈夫なんです。ただしABSパイプは耐熱温度が70度くらいだから連続使用は気を付けたい。ポリカーボネイトなら120度はOK。とはいえビットは熱くなるから気を付けよう。 木工ビットは色々ありますが、フォスナービットはちょっと特殊です。随分昔にフォスナーさんが考えたビット。今では大きな穴をきれいに開けるための代表的なビットです。構造にも特徴があって、螺旋部分がないからシンプルで穴精度が高いですね。一方刃の長さは短く10mmくらいだから手持ちでまっすぐ穴開けは難しい。ボール盤で使うビットだと思います。とはいえ、大きな穴径で開けたいときはお値段的にお安めだから最初に選ばれるビット。手持ちでもなんとかなりますが・・サクサク切れない。斜めに開けるのは治具がないとできない。 これを解決しました。うーん、ボール盤の代わりにはなりませんけど、まっすぐ穴開けの作業性がよくなるのと斜めに開けることができるようになります。ただ、フォスナービットでのまっすぐ穴開けは難しい。ちょっとした手加減で斜めになるから。でもね、サクサク切れる。他の木工ビット、金工ビットも使えるから汎用ドリルガイドになります。ホールソーとの相性もバッチリ。作っておくといざって時に役に立つ治具。 とここまで来て、まあ、木工で「きれいな穴」とか「精度」はそれほど大事じゃないというか、用途によってはむしろ逆効果もあるという話。 ボルトを埋めて使いたい時はきれいな穴でザグリもしたい。それならフォスナービットがベスト。でも座面に斜めに脚材やスピンドル、ほぞ先を入れたいときはすべてが適当にズレてる方が都合が良い。その方が組み上がったときにお互いのズレが効いてきてしっかりす...