いやー、もう4月中旬ですか・・サボってたわけじゃないですよ。(笑)
自作クランプが思ったようにできなかったんですよー。1月から試作して撮影も2月から始めて・・で4月ですよ。途中で気に入らないからクランプを何度か作り直して、再撮をしてたら桜も散ってました。で、やっとできました。葛藤の日々のメイキングビデオ撮ればよかったあ。
基本の構想は間違ってなかったけど、いくつか工夫したのが仇となってクサビがしっかり打てなかったんですよ。のでひとつずつ削いでいって最後はシンプルなクランプになりました。
板矧ぎって実は木工の基本でありながら、もっとも難しいことのひとつだと思ってます。ただし、それは製品として何かを作る場合ですね。耐久性や仕上がり具合が大事になってくるからです。DIYでは神経質になる必要はないですよね。気軽に楽しみましょう。木表、木裏の並びとか、後で反ったときのこととか・・気にしない。そもそもSPF材ってカラカラに乾燥させてあって、他の材料とはレベルが違います。ずっと使ってきたけど、とても安定した材料ですよ。でも、他の材料は違いますからね。ちょっと気にした方がいい場合もありますよ。
4つのコツを知れば大丈夫って、まあ、それも気にしなくていいかもしれないけど・・適当にクランプで挟めばくっつきますから。(笑)
接着剤は木端同士の接着で一番効きます。ただ、ボンドは接着面に隙間があると途端に弱くなります。ので、はぎ口を切る時に板を一枚おきにひっくり返す技を使いましょう。その他のコツもこの作業の奥深さを知りたいと思うkikikumaな皆さんに向けてシェアーしましたので、適宜試してみてください。
ボンドの塗り方・・器用な人は刷毛や棒を使ったりしますね。kikikumaは30年前に習ったまま指で塗ってます。なんか子供の頃に帰ったような感じもあるし、指の感覚が使えるのもいいのでオススメします。板矧ぎの接着剤も色々と試したけど、ボンドに戻りました。職人の世界では我が国は2液ウレタン接着剤を使う方が多いようですけど、どれも一長一短ありますからね。今はボンド派です。安くて、強度も十分、長く使われた信頼性もあります。
奥が深い技術なので作法はいっぱいあると思いますけどね。自分に合う流派を見つけてくださいね。DIYはkikikuma流でOKかなあ、皆さんはもう免許皆伝。
ちなみに水回りとか屋外で使うものでなければサネは入れません。もちろん、手押と自動カンナでの加工前提です。ボンドはそれだけで十分強度があります。今回はサネを使いました。やはり丸ノコではぎ口を加工してますから、ちょっと気になります。ので保険として入れておきます。もちろん補強にもなります。接着剤は条件が揃うと切れることがありますからね。ただ、DIYではそれも気にしなくていいかもしれない。自分で使うものなら補修もできるし、作り直してもいいわけです。DIYは無敵ですからね。(笑)
本当に気軽試してみてください。大きい板ができるってだけで楽しいですから。
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