小さい木材を丸ノコで切るジグ

丸ノコ 丸のこ ジグ 小さい木材


たまにこういう作業があります。

小物を作るときやジグを作るときに短い材がいくつも必要になることがあります。小さい木材ではキックバックは起こりにくいですが、安全に切るためにどうやって材を支えようかと思案します。

追記です。その後の使い方で工夫が生まれましたので紹介します。いくつかありますが、最近では自作ドリルストッパーの動画内でアクリルパイプを切るシーンがあり、押さえ方を工夫しています。記事と動画がありますので参考にしてみてください。

折角ですから安全ついて書いておきます。知っていることで防げる怪我もありますから。

「数を切るときは要注意。特に最後の1カット」

数物ですけど、繰り返し作業をすると脳がスリープモードに入ります。この時点で要注意ですけど、段々疲れてくるので「早く終わらせたい」と思い始めます。で最後のカットでは「これが最後だ、サッと終わらせよう!」と思うものです。既にボーとしているのに急ぎますから危ないわけです。これを避けるには20個切るなら、15個くらいで一旦手を止めて休憩するとかを作業する前に決めておきます。そして最後のカットは一呼吸置いてから作業することです。

またこのジグを使う上で注意したいことは「切り落とした材」です。今回丸ノコガイドのベース治具用の定規を作ってみて思わぬことに気付きました。面白いことに小さい材だと丸ノコの回転風で材が定規の向こう逃げてきます。これは助かります。とはいえ、いくつか切ると、切り落とす位置にも材が残ります。このタイミングで集めて、脇によけておきます。切り落とした材の上に次の材が乗ると・・刃に当たることがあり、材が飛びます。これがめっちゃ危ないです。

少し長めの材を切るときはビデオにもありますけど、下にスペーサーを入れておきます。そしてスペーサーが材に触れていないことが大事です。起こりにくいとはいえ、キックバックの可能性がありますからね。

小さい材が安全に寸法に切れるようになると作れる物の可能性が広がります。必要なジグを作って木工を楽しみましょう。

この定規を含め、丸ノコガイドとベース治具の製作用図面は無料公開しています。ご活用ください。こちらからどうぞ

縦挽き用の丸ノコガイドとベースも作りました。記事是非ご覧ください。右カラムにある「ラベル」から「丸ノコ」のタブをクリックしますと関連の記事がまとめて表示されます。


コメント