トリマーの基本:焼け、割れ、逆目の荒れの対処法

トリマー、焼け、焦げ


作業していると必ずあります。やっかいですねー。

木口の焼けや焦げは避けられないことが多いです。樹種にもよりますし、ビットの形状もあります。コツはスピードを上げることですが、入口と出口は慎重になりますし、最初は削り抵抗が大きいのでそんなに速く動かせません。基本はやはり焼けが出る前提で少しずつ削ることでしょう。最後に紙一枚くらい、表面をなめるように取ることでほとんど消せます。まあ、これも最初の焼け具合によりますけど、数回削らないと取れないこともあれますから忍耐も必要です。

ビットの品質を気にする向きがあるようですが、それよりも手順と使い方が大事だと思います。ひどく切れないビットでないかぎりちゃんと作業できるはずです。木口ではなく木端面を少し削ってみて、それで焼けるようなら・・それはもう切れてません。

今回、焦げ、割れ、逆目の対処法として逆方向の削りを紹介しました。これは「基本のルール」違反になりますけど、使わざる得ない方法でもあります。もちろん「慣れている方限定」の使い方です。まずはトリマーがある程度心地よく使えるようになってから試してください。トリマーでの逆方向の削りは「危険」があることを承知して使う物です・・ご安全に。

■一度に削る量を減らす・・2mm程度にする
■しっかり押さえてなめらかに動かす

がコツです。

で、まずは基本を知ることが大事です。kikikumaが習ったことの中で一番大事なこと・・「自分を守る使い方」を動画で紹介しています。是非見てほしいですね。トリマーの基本の使い方

そうそう動画内でミニ作業台を使っていますが、材料をうまく押さえる工夫がしてあります。様々なトリマー作業が楽になります。材料を安定して保持できるとトリマー作業はより安全になりますし、焼け焦げも少なくなりますからね。オススメします。

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