ドリルガイドVer.3:ボール盤はなくても大丈夫、簡単にまっすぐ穴開け

ドリルガイドVer.3
 
簡単ドリルガイドもVer.3になりました。
今までは手鋸で作れる仕様でしたが、今回はトリマーでサクッと作れます。簡単過ぎてビックリですよ、しかも精度バッチリ!

パイプに合わせたV溝を切るのがチャレンジ・・腕試しにピッタリ。材料の幅がないのでトリマーのストレートガイドを使う練習に。最近kikikumaは右腕の動きが悪くて・・プルプルしちゃう・・こういう作業はミニトリマーテーブルを使うのが吉ですね。

まっすぐ穴開けのトリックは毎度ですが、2mmのパイロットホールを使います。結局これが一番いいというのがkikikumaの結論です。動画の概要欄にも書きましたけど、よく見かける、ビット径に合わせたガイドを使うタイプ・・自作または市販の手持ち型ドリルガイドには2つの制約があります。それはガイド径以外では使えない、大きなビットやフォスナービットでは使えないこと。例えば8.5mmは鬼目ナットの下穴によく使うけど・・ガイドがないよね。それにフォスナービットでまっすぐ穴開けはなかなか難しい。

今のところ有効な解決策は・・パイロットホールだけかな。
うーんと、古典的なL字のガイドにビットを沿わせて使うガイドがありますが・・四方の押さえがないから斜めになりやすいのね。フォスナービットは刃のある部分しか支えられないし・・パイロットホールは使えますよ。ただ、大きな径を本当にまっすぐ穴開けしたい時はトリマー方式を使った方が確実です。あとはドリルスタンドが有りますね・・これはお値段もそこそこして、使いやすいかと言えば、そうでもないかな。とある用途で昔手に入れましたけどね。自作ドリルガイドとドリルストッパー治具があれば十分だったなあと今は思います。

まっすぐ穴開けと言えばボール盤・・前にも記事を書きましたけど、気になるよね。
「ボール盤さえ有ればなあ・・」つぶやきが聞こえます。

ボール盤の利点は4つ
1.かなりまっすぐな穴が開く
2.いっぱい穴開けする時に便利
3.大きな径、フォスナービットを使うのに適してる
4.斜めに穴開けする時にとても有用

そもそもDIYのプロジェクトでどれくらい穴開けするだろうか? ネジ止めで組み立てする際は下穴をいっぱい開けるから、確かに便利。でもね。材料が長く、大きくなるとボール盤の台に乗せる工夫が必要・・でこれね手間がかかのよ。長い板の端に穴開けするでしょ「どうやって押さえる?」問題が出ちゃう。答えは長い合板を用意して台に固定して作業するなんだけど、ボール盤が重く、安定してないとできないしね。そうなると手持ちドリルガイドの方がいいと思うのよ、結局。棚ダボを使う時も穴をいっぱい開ける。でも、等間隔で開けるための工夫が必要。これも結構手間がかかるよ。棚ダボ用ドリルガイドを使った方が断然楽ちん。あとはダボ継ぎだけど。これも専用治具を作った方がいい。ボール盤で板の木口に穴開けするセッティングは意外と面倒い。となるからボール盤の出番は意外に少ないのよ。大きい穴、フォスナービット・・これだけは間違いなくボール盤の出番。のでたとえボール盤を持っていても、自作ドリルガイドがあると便利。だからひとつ作っておくといいですよ。

先回と同じ結論だけど、ボール盤はね・・好き。理屈抜きで工房に置きたい機械。だから設置場所とお金の余裕があったらおひとつどうぞ。

Ver.3のガイドにABSパイプを使いました。長らく内径2mmのパイプ材・・真鍮に変わる物を探していたんだけど、ついに見つけました。安価だし、加工しやすいからオススメです。ドリルビットとの遊びが少ないのもkikikumaの好み!

ドリルガイドの作り方と共にこれからの定番になるかな?

そうそう、kikikumaチャンネル、シーズン2に入りました!違いに気付きましたか?
間違い探しレベルだけど、素敵に変わったんですよー(笑)
リアクションあると嬉しいなあ。

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