ダボ継ぎで作るトレイ付きの収納箱/箱膳

 

トレイ付きの収納箱 箱膳

コーヒーを淹れる道具を外に持ち出せる収納箱を考えていました。

箱膳なら収納にもなってバンの荷台でお茶を入れるのにちょうどいい高さが出るよねと思い、早速作ることにしました。精度の出るダボ穴治具もできたし、ここで使ってみました。基準面にした底面端には目違いもまったくなく、満足できる精度で加工できました。今更ですけどオススメです。

精度バッチリのダボ継ぎの治具の作り方

今回はSPF1x6を再製材して反りを取り、平面出しもしました。精度の出るジグを使ってきっちりと仕上げようと思いました。スターエムの竹ビットとの相性もよく、作業が進みます。ちなみに木口は鉄工ビットでもいいのですが、面の方は端に近いと割れやすく、きれいに穴は開きません。竹ビットは木口も良く切れるのでこれ1本でOK。あと、鉄工ビットを使っていると真鍮が削れることがあって、ビットが引っかかるようになりますね。ダボ継ぎなら竹ビットがオススメ。

箱膳の作り方については特に補足することがないのですが、今回も「仮組み」と「ネジdeクランプ」を使いました。この考え方が普及するといいなと思います。初心者の方でも作業を間違いなく、手早くすることができるようになります。クランプも買わなくていいから、その分を材料や他の道具に回せます。とはいえクランプは1~2本持ってると何かと便利。作るものに合わせた長さを買うようにするとムダがないですね。箱膳ならトレイの長手が410mmだから450mm1本あるといいかもです。敢えて600mmでも良いでしょうね。クイックバークランプ・・実は持ってないけど、便利そう(笑)

仮組みに関してはこの2つの動画で紹介してます。

ネジdeクランプの解説はこちらをどうぞ

ということで最近始めることにした水彩画の道具とコーヒー用具を詰め込んで出かけることにします。

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